だからって、クーラーの利いた部屋に閉じこもっているなんてダメだよ!
かすにんです
日本の特徴である四季を感じ、後世に残すため
GUN-MAの赤く燃える地へナカノリさんと走りに行ってきました!!
凄い良い天気!!
まず、このツーリングを語るには
11月に怪我であきらめた林友ツーリングを思い出さずにはいられません。
2011年のときに走れなかった場所にチャレンジ・・・
アノ場所で自分の成長を確かめたい・・・
そんな思いが積もっていたので多少の天候不順でも強行するつもりでした。
ところが・・・前日の天気は、土砂降り。
出発準備をしているときに、余波を千葉で受けたのですが
余波で床下浸水レベル。
まるで私の覚悟を大地に試されているような・・・。
「ちょっと田んぼを見に行ってくる」とは冗談でも言えないレベルでした。
それでも余裕の前日入りですけどね(^^;;;;;
<ホテルかすにんは、足が伸ばせます※> ※巨人 ジクリバーさん級は、助手席側のみ。
私が、豪雨の千葉を抜け出したのが21時半
待ち合わせの道の駅へ到着したのが28日1:30ごろでしょうか。
下道で移動する限りでは、雨で影響は受けませんでした。
それどころか、
単独走行を嫌ってトラックの後ろを走り続けていたらものすごい燃費が良い状況にビックリ!!
<満タン法、往復後の状態。もちろんエアコンON。ハイエースやばくね?下道でリッター12行くね。>
「加速をなだらかに」する、トラック走法で下道帰宅しましたが
画像の通り、燃費が伸びに伸びて、ウハウハしそうです。
高速道路だとまた違うのでしょうね~。
もし、今回の集合場所が長野だった場合は・・・
まったく違ったストーリになっていたと思いますが
今日はGUN-MA。八つ墓村のある場所ですから大丈夫(^^;;;
朝も8時に集合し、早速走行開始です!!
本日道案内を頂くのは、ナカノリさん。
この赤く燃える山を知り尽くしたエキスパートの一人です。
<「楽しみですね(苦笑」が全てを表現していた、早朝の走行開始シーン>
走り出すまでの自分は、2ヶ月間の休暇で「林道の走り」は変わっていない・・・と楽観的に考えながらも
練習量だけで成り立たせている私のオフロー道ですから、練習量を取り上げたら悲惨なことに。
と怖がっている面もある訳で、
走り出しは80%でいくか50%でいくか、もう少し様子見期間をもう・・・とゴチャゴチャ。
それでも、ぱいーーん と走り出せば
っつ!!
ヒャッツハーーーーーーーー!!!
頭の中で考えていたコトは完全に消えました。
息は上がって、腕がとんでもなく疲れました。
体のセット位置が間違ってるのだろうとか、ステップの踏み位置がずれてる?とか
目の前のセクションに集中して行くと、怖さはKICKOUTして無心になる。
それが気持ち良い~
走ったことがある
けれど状況は厳しく、見ただけでは判断できないコンディション。
そんな群馬の山をナカノリさんと二人で淡々と走る。
無心の局地で徳があがりそうですwww
<ペースが遅い私は、何時も一人になっちゃいますけど(^^;;;>
今回の二人は、セクションでも、待ちません。
待つ場合は、少し先でスペースをあけて待っています。
そういった「ある程度の信頼」を頂いていることに感謝。
そして、「怪我をしない・ミスコースしない」といった
良い感じの緊張感を持って走ることがツーリングで大切なことだと思い出せました。
やっぱり私は林道かな。箱庭は狭すぎるかもっ(>o<)
ナカノリさん「二人で走ると、ペースは上がり続けちゃうからね~」
という言葉の通り、速いペースでセクションを回ります。
土砂降りで浮いた石や濡れてドロドロの斜面にも、
私も何とか対応できています!!(`・ω・´)
ああ
ほんのちょっとは、皆さんから貰った力が体の中に残ったんだな。と
嬉しくなりました。
あ、ガレのさばきはKTM子ちゃんのおかげかな!?!?(^^;;
<登ったら、下るよー>
当日は、近くの山でラリーのレースが開催されていたようで
トヨタの社長もきてる?のか、ラリー用の86が沢山走っていました。
ランサーもヴィッツも元気よく走っていましたよ!
<尾根も通ります>
こんなに気持ちの良い山の中で過ごせるのは
オフロードバイクのお陰ですね。
これは声を大にして言いたいことなのですが
もっと熱くなっても、シーズンオフなんて無いよ!
どんどん走って、どんどん汗をかいて
デトックスにもきっとなります。
出っ腹を引っ込めるには、走るしかないのです!!>ALL
おや、だいぶ背中が軽くなったな?と、気になりだしたのが11時30分。
リュックを開けてみると、2Lのハイドレーションが空になっていました。
そういえばお腹も減っています。
腕もプルプル(^^;;
怪我をする前に休憩をとることにしました。
午前中3時間をみっちり走ったので、昼休みはいつものバイキング?へ行きましたよ。
<押しもあるよ!!>
<転倒はもっとあるよ!!>
昼飯を食べながら、午前中の走りについて思い返してみると
11月に実施した林友ツーの範囲をほぼ走り終えたペースと聞き
少人数での走行ペースが凄いことを理解しましたが
同時に、ペース速い=怪我大きい=1名でレスキュー大変というデメリットもあるので、
午後も気を引き締めてゆくことを確認しました。
キッチリ1時間、食事とバイクの給油、水分補給で休憩を取り
再び山へ。
午後はフラット林道を中心に、森の中をシャモシャモ進みました。
ラリーの皆さんもスケジュールが無事終わったようで、道に規制がありません。
更に更に汗をだし、パンツに男塩をたっぷりと収穫して
16:00に走行終了。
昼休憩を抜いても6時間。戦いました。これぞ真夏のエンデューロです。
両足がぱつんぱつんして、痛かった~
走っている途中で、「そろそろじゃね?」みたいな空気が流れないこの二人。
ちょっと危険かも(>_<;;
トランポに戻ってから、「ぶっちゃけ体力限界ありえない」と話してみると
ナカノリさんも結構限界だった!?りして(笑
無理は良くないけど、終わりよければ全てよし、かな!
走行の後は、温泉で汗を流して・・・って、
直ぐに温泉に入りたくないぐらい深刻な水不足ですから
500mlをゴクリと一本。
気づけば昼から1.5l飲んでるけど、トイレには行っていない状態。
やせた・・・よね?
温泉で露天風呂に入っていると
スコールのような雨が降り出して(16:30ごろ)きました。
山での判断がラッキーだったようです
雨のなか露天とか、乙だね!と思ったけれど
雨粒は冷たくて風呂に入っていても頭が寒いし
湯面に雨粒が勢い良くあたるので顔がぬれるぬれる(>x<)ヒャー
早々に退散するのでした。
そういえば、栃木MENSの一人が群馬のショップの朝連に出てるとか何とか。
私も、冬になる前に、チャレンジしてみたくなりました。
トランポ納車からの貰い事故、そして数ヶ月ぶりの走行と
不安な気持ちばかりの今月でしたが
ふと口に出た前向きな未来計画に、歩き始められた気がしました。
きっかけをくれたナカノリさんありがとう
やっぱり中坂上れるよ、あれ。
つづく